関戸本古今和歌集とは、臨書(全く手本と同じように書く練習)をするため、かな書道の上達を目指すお手本になる古書です。関戸家に48枚の零冊が所蔵され、大部分が関戸家にあるので、関戸古今と呼ばれ、筆者が藤原行成とされています。
高価な複写本なのですが、私も一冊、購入、今まで臨書してきました。
基本は大事と思いますし、教室に通う時間もないので、和歌の抜粋ですが臨書を再開し、自分なりに散らしてみようと思いました。
お粗末極まりないと思いますが、ご覧頂けたら幸いです。
あききぬと めにはさやかに みえねども かぜのおとにぞ おどろかれぬる
本当に、そう書いてあるの?と思いますが、ちゃんと書いてあります。「いろはの変体かな文字」のページで、同じ音の項目をご覧ください。たくさんある同じ音の文字の中から選択され、書かれています。
さて、この歌を私は、どうアレンジしたでしょうか? こちらのページでご紹介しています。